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多様な分野、学び方から選べる講座
同スクールには、学ぶ目的やレベル、ライフスタイルに合わせて選択できる多様な講座がある。翻訳初心者のためには入門クラス、そして、分野ごとの基礎クラス(実務・出版・映像)、専門分野を深めるための実践クラス。さらにその上にはゼミクラスがあり、ここにはすでにプロの人も多く参加している。 これらの単科コースは、週1回が基本だが、平日昼夜・土曜とさまざまな時間帯にクラスが設けられているので、選択肢は多い。週1回ではなく集中的に学びたいという人のためには、総合翻訳科「カレッジコース」(週5日1年)と、「フリーランスコース」(週3回3カ月)が用意されている。 通信でも通学でも挫折なし また、同校では、通信講座で学ぶ人も多い。通信講座はとかく継続するのが難しいと言われるが、気軽に質問できるQ&Aシステム、メールや電話での進路相談、スクーリングや年2回の短期集中講座など、さまざまな工夫で受講生を応援している。 ゆっくり学ぶ人、集中的に学ぶ人、通信と通学を組み合わせて学ぶ人、新分野の翻訳を学ぼうという人……。幅広いニーズに対応できるのは、フェロー・アカデミーが多様なコースや講座を持つ翻訳の総合校だからだ。 そして、翻訳者ネットワーク「アメリア」があることも見逃せない。「アメリア」は、500社以上の翻訳会社、翻訳関連企業が登録。翻訳者と企業を結び、翻訳者のスキルアップや翻訳者どうしのネットワーク作りをサポートしている。
課題準備でモチベーションを高める
プロによる直接指導も、受講生には大きな魅力だと思います。フェロー・アカデミーの講師は、皆現役の翻訳者で、「この先生の翻訳が好き」という理由からクラスを選択する方も多いです。「あこがれの先生から翻訳の手ほどきを受け、プロとしての姿勢や実際の仕事について話が聞けるのはとても楽しくて、翻訳者への夢がどんどん膨らんでいく」という受講生もいます。
クラスメートから翻訳センスを盗む
スクールでは、講師からだけでなく仲間から得るものも大きいですね。クラスメートの翻訳を自分のものと比べるとき、同じ原文から違う訳文ができあがることに驚くようです。それぞれが異なる訳文づくりのセンスを持っているからです。「翻訳に正解はない」とはいうものの、ここまで訳してしまっては×ということも。どこまでが許されて、どこからが間違いになるのか。その感覚をつかむには、多くの人の翻訳に触れることが必要なのです。
また、スクールで知り合ったクラスメートとの人的つながりも、将来大きな財産になるでしょう。例えば大きな仕事を請ける場合、チームを組んで翻訳に当たることが多いのですが、そんなとき、気心の知れた人となら仕事もうまく進みます。実際、上級のゼミクラスでは、そうして仕事を分担し合っている人たちも多いです。同じ講師のもとで学んだという信頼感は、貴重な人脈を生むのでしょうね。
以前から芹澤恵先生のきれいな日本語訳にあこがれていたので、実践クラス「エンタテインメント」を1年受講しました。その後、田口俊樹先生の「ミステリーゼミ」を受講しています。
田口先生のゼミにはプロの人もいます。私も、映画『シービスケット』のシナリオ本の仕事を先生に紹介していただき、共訳者としてデビューすることができました。そのとき知り合った編集者の方からは、その後も翻訳の依頼があり、3冊の訳書を出すことができました。田口先生には本当に感謝しています。
クラスメートとは、下訳の仕事を分けあったり、短編集を分けて翻訳したりしています。そんなときは、本当に「一人でなくてよかった」と思います。仲間となら、訳をチェックし合ったりできますからね。そういう仲間が30〜40人はできました。中には、仕事と遊びの両方にかかわる人もいて、これからも長いつき合いになりそうです。
多様なクラスの中でどのクラスが自分に最適なのか、選択するのは難しいものです。翻訳は英語力だけでできるものではありません。まず、翻訳とは何かを知っていただくためには、「翻訳入門」のクラスをお勧めします。ここで単なる英文和訳と翻訳の違いを実感してください。その結果、自分には翻訳は合わないということが分かるかもしれませんが、それもまた大切なことだと思います。すでに翻訳というものが分かっていて自分の進む分野が決まっている方なら、それぞれの分野の基礎クラスまたは実践クラスをお勧めします。
実際に学校や授業を見学したいという方のためには、学校説明会(無料、希望者にはレベル診断も)や分野別の翻訳体験レッスン(受講料3150円、定員30名)が行われています。また、短期集中講座に参加してみるのもいいでしょう。誰でも参加できる、年2回、春と秋に行われる翻訳イベント「オープンセサミ」では、プロの翻訳家の授業や、翻訳関係者の講演が企画されているので、翻訳の世界を気軽にのぞくことができます。自分の好きな分野が見つかれば、これから何を学べばいいのかが見えてくると思います。
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