例えば、今まで翻訳の仕事や勉強をしてきたが、最近社内で通訳を依頼される機会が増えてきた、というように、キャリアや環境の変化によって、求められる英語力、技術も変わる。こういった受講生の個々の状況に柔軟に対応するコースをそろえているのが、アイ・エス・エス・インスティテュートの大きな特長だ。
プロの技術を身につけ、さらにブラッシュアップできるようにデザインされているのが「英語通訳者養成コース」と「英語翻訳者養成コース」。そして、異文化認識やクリティカル・シンキングなどの要素も含め、総合的な英語力を高めるために用意されているのが「専修コース」だ。受講生はこの中から、自分が「今」ほしいスキルを手に入れるため、コースを選択する。
即戦力に直結したシステム
横浜校の「英語通訳者養成コース」は、準備科から本科Uまでの6レベル。ビジネストピックの教材に的を絞ったビジネス通訳、ニュースを教材に学ぶ放送通訳のクラスもある。「英語翻訳者養成コース」には、基礎から学ぶ総合翻訳科(入門科・基礎科・本科)のほかに金融、出版、映像字幕(※)の各分野に特化した専門別翻訳科がある。
無料体験レッスン(模擬授業60分、コース説明など)、レベルチェック後にクラスを決めるが、開講後も教務スタッフによるカウンセリングシステムが充実しているので安心だ。学期ごとの講師同席の学習相談会のほか、いつでも相談できるクラス担当スタッフがいる。
本科以上になると、講師の推薦によって仕事が紹介されることもあり、(株)アイ・エス・エスの人材派遣事業部との連携によるキャリアセミナー、人材派遣セミナーなども行われる。その時々の自分の興味の対象や状況に応じて、必要な情報を効率よく収集することができるシステムが整っているのである。
※「映像字幕翻訳」はeメール添削と月1回のスクーリングを主軸とするeラーニングコース
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横浜校 「英語通訳者養成コース」 顧問講師 曽根 和子さん
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英語力≠通訳スキルと認識する
英語力アップのための勉強と、プロの通訳者になるための勉強とは、基本的にまったく異なるものです。通訳スキルとは、高度な語学力の上に積み上げる、プラスαの言語処理能力ですから、これには、人と相対するコミュニケーションスキルや、適切な言葉を瞬時に繰り出すワードプロセッシングスキルも含まれます。専門的な訓練なくしては決して身につけることができない特殊な技術ですから、スクールの受講は、スキル習得への第一歩です。コミュニケーションは、一人では完結させることはできませんので、まずは他者とのコミュニケーションがとれる環境に自分を置いてみるということでしょう。基礎的な語学力や自宅での継続的な勉強は前提条件ですが、まずはスクールに来てみなければ、通訳の勉強は始まらないのです。
自分の実力を客観的に把握する
プロ通訳者をめざす「英語通訳者養成コース」では、LL教室を利用して授業を行い、受講生は自分の訳出音声を録音し、それに対して講師がコメントをつけます。私が担当するクラスでは、その録音した訳出音声を受講生どうしが全員で聞き合うようにしていますが、他者のパフォーマンスを聞くことで、自分の技術を客観視することができ、また他者との比較によって、独学では分からない自分の「位置取り」が見えてきます。「私って、思ったよりうまい」とか「意外とヘタだ」とか、そんなことです。受講生たちはいい意味で刺激し合い、互いに励まし合いながら技術を磨いています。
クラスの仲間や、修了生とのつながりを手に入れることができるのもスクールの魅力です。もともと「人が好き」であることが通訳者の適性の一つ。仲間と出会い、切磋琢磨することで、コミュニケーションスキルそのものも向上していくのです。
漠然としていた「英語の勉強」が「通訳」という明確な目標に
「通訳者養成コース」本科Tに2001年から通っています。私は留学や海外生活の経験もないのですが、外資系企業に勤めたのがきっかけで、TOEIC対策の勉強を始めました。語学学校に物足りなさを感じていたところ、アイ・エス・エス・インスティテュートの無料体験レッスンを受け、曽根和子先生のエネルギーと興味深い講義内容に感動し、入学を決めました。 それからは、すべてが勉強です。英語、日本語の上達はもちろん、経済、金融、環境など幅広く興味を持つようになりました。プレゼンテーション力や度胸もつけなければなりませんし、先生方の幅広い知識や、クラスメートの勉強に対する姿勢など、すべてが刺激的です。
最近では、学校の紹介で通訳をさせていただくようにもなり、知人のネットワークも広がって、仕事や勉強方法についての情報交換をしています。今は育児中心の生活ですが、いつかは本格的な通訳ができることをめざしています。人や文化の橋渡しをする仕事で、社会に貢献したいと思っています。

横浜校マネージャー
亀井 千秋さん
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柔軟な気持ちで自己観察を
英語と一口に言っても、仕事のスキルとなると多岐にわたり、特に通訳か翻訳かという選択は難しいですね。翻訳は自己と向き合う仕事で、細部までこだわり、じっくり文章を書くことが好きな人に向いています。通訳は、新しい人と出会うことが好きで、話すことが苦にならない人がいいでしょう。とはいうものの、本当に自分に合っているかどうかはやってみないと分かりません。ですから体験レッスンは、ぜひ両コースとも受けてほしいです。体験することで必要とされているスキルを感覚としてつかむことができます。
各コースの中でトップをめざす正攻法はもちろんのこと、通訳コースで技能を学びながら専修コースで英語力を補強したり、通訳コースと翻訳コースのダブル受講という選択肢もあります。形にとらわれず、第三者の意見にも耳を貸しながら、手に入れたいスキルを追求することが大切だと思います。